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源泉野天風呂 高原の湯(静岡県伊東市)

源泉野天風呂 高原の湯の日帰り温泉入湯記



 高原の湯は伊豆高原にある日帰り温泉施設。周囲には美術館や博物館などが多く点在する。
 国道135号沿いにあり、かなり容易に見つけることができた。

 入口に、「オムツの取れていないお子さんを連れてのご入浴はお断りしております」といった旨の看板があったので、子供と妻には車中で待機してもらう。
 そのためか、入浴料金にも4歳未満の料金は設定されていない。また、受付横にも「大声を出す子供は入場禁止」というようなことが書かれている。
 入湯料は約1000円。伊豆標準価格だが、全国標準に比べてかなり高めの値段設定だ。
 中は、子供の入場を禁止するにふさわしい重圧かつ高級感のある作り。黒塗りの木と白い壁のコントラストが美しく、大人のためのリラックスする場所という感じをアピールしている。

 内湯はあまり広くない。お湯は無色透明で無味無臭。塩素消毒も行っているのかいないのかわからない。こういった施設だと、塩素臭を感じるところが多いのだが、この点には好感が持てる。

 高原の湯の名物は、なんと言っても露天風呂。大変野趣度が高いとガイドブックでも高く評されている。
 大きな木が生えた森の中に3つの露天風呂が点在しており、森の中の露天風呂といった趣だ。一番手前の露天風呂からは奥のほうの浴槽の様子を全くうかがい知ることができず、森の広がりを感じる。実際の広さはそう大きくはないが、とても広さを感じ、まさに森の中で入浴しているという雰囲気を実感できる。
 ただ、お湯が湯船に流れ落ちる音が若干うるさい。「静かに入浴」モードにはなれない。もっとも、近辺の車の音を掻き消すのにはちょうどよいのかもしれない。

 浴槽の岩組みは、青っぽい巨石を配した高級な造りだ。床のほうは鉄平石貼り。ぱっと見には高級感が感じられるが、せっかくこれだけ野趣度が高い森なのだから、もう少しワイルドなほうが違和感が少ないと思う。
 もっとも都会的な雰囲気を残しながら、「自然の中」をアピールしたほうが伊豆に来る人に対しては受けがよいのかもしれない。都会で疲れた富裕層が来るのにふさわしい温泉だと思った。
[2006年03月19日入湯]

源泉野天風呂 高原の湯の地図

●住所:静岡県伊東市

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湯めぐりと旅行とDIY好きの家族です。
住んでるとこは中部地方。
最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている源泉野天風呂 高原の湯の体験記は、主観に基づくものです。
また、データは基本的に入湯日(2006年03月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。