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【川原湯温泉】聖天様露天風呂(群馬県長野原町)

混浴 濁り湯 掛け流し 共同浴場

川原湯温泉・聖天様露天風呂の日帰り温泉入湯記

八ッ場ダム建設に伴い沈むか沈まないかと噂されている川原湯温泉。
そんな川原湯温泉の中にある混浴共同浴場、聖天様露天風呂に行ってきた。

聖天様露天風呂の入浴客は混浴カップルと常連

先客は4人。週に何度もバイクに乗って通っているという還暦ぐらいのおっさんと、地元の人。
そして若いカップル。
いずれも温泉好きなので、温泉関連の話題で大いに盛り上がった。

温泉好きの人に、
『200湯以上入ったことある』
と言ったら、
『ここでそんなこと言うと怪我するぞ。ここの常連には2000とか3000とか入った80歳以上のじいさんが来る』
と言われた。

若いカップルは、旅行に行っても男性がいつも本ばかり読んでいるというので、混浴という趣味を見つけたらしい。
混浴にいる限りはカップルで一緒に時を過ごせるということのようだ。

地元の人は、毎日この聖天様露天風呂に来ている人のこと。
八ッ場ダムのことについて聞きたかったが、さすがに聞けなかった。

聖天様露天風呂のお湯

普段は、聖天様露天風呂のお湯はとても熱いとのこと。
常連のじいさんが来ると、水をびしっと止めて入ることができないぐらい熱くするという。
『今日はぬるい、こんなぬるいのは珍しい』
とおじさんは言ってた。

泉質を確認するのを忘れてしまったけど、ほんの少しだけ卵の匂いがする。
そして、大きめの白い湯の華が浮いていた。

設備は簡素

共同の露天風呂らしく、設備はとても簡素。
屋根はあるものの、脱衣所にドアがあるわけでもない。浴槽の目の前にかごを置くスペースが有るのみ。
若い女の子には相当厳しそうだけど、一緒に風呂に入った女性は苦労しながらも着替えていた。

混浴露天風呂では女性をジロジロと見ないのは当然のマナーだけど、この脱衣所はいくらなんでも丸見えすぎる。
あえてこちらからは見ないけど、まったく同一空間にいるので、着替えが見えても仕方ないという感じだ。

今後の川原湯温泉

ダム着工の中止が決断されたり、着工が決定されたりで右往左往の川原湯温泉。
今後の行方が心配だが、マニアックな温泉なので、温泉ファンとしてはぜひとも残ってほしいと思っている。 

[2010年07月28日入湯]

聖天様露天風呂の地図

●住所:群馬県長野原町川原湯

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湯めぐりと旅行とDIY好きの家族です。
住んでるとこは中部地方。
最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている聖天様露天風呂の体験記は、主観に基づくものです。
特に、掛け流しかどうかは「掛け流しと感じたか」どうかを基準としている場合があります。浴槽の一部のみが掛け流しの場合、その時の気分によって掛け流し認定していたり、掛け流し認定していなかったりということがあります。(気まぐれということです。)
また、データは基本的に入湯日(2010年07月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。
入湯当時は混浴でしたが、事情により混浴が中止になっている場合もあります。