【新穂高温泉】水明館佳留萱山荘(岐阜県高山市)
新穂高温泉・水明館佳留萱山荘の日帰り温泉入湯記
水明館佳留萱山荘は、新穂高温泉にある温泉のひとつ。日本秘湯を守る宿の会員の宿だ。佳留萱と書いて「かるかや」と読む。
新穂高温泉の近くに立ち寄ることは多いが、この水明館佳留萱山荘に来るのはこれで2回目。
前回は3年ほど前の11月末だった。
水明館佳留萱山荘の風呂は巨大
佳留萱山荘には、いくつかの貸切露天風呂のほか、女性専用露天風呂、そしてメインの超巨大混浴露天風呂がある。東海随一のスケールを誇るというだけあって、その大きさはかなりのものだ。そのわりには、入っている人が少ないので、かなりのんびりと楽しむことができる。我々が訪れた時間帯も、男性が2人と、1歳ぐらいの子供を連れた夫婦が入っているのみだった。
天気は曇り。今にも雨が降り出しそうだ。晴れていれば見えるはずの穂高連峰も、霧でよく見えない。曇った空に、目の前の巨石だけがやたらと目に入る。ここの露天風呂には、とても露天風呂に使用するとは思えないような巨石がゴロゴロと使われている。
脱衣所は吹きさらし
嫌がる子供の服を吹きさらしの脱衣所で脱がせて、風呂に入る。脱衣所は、屋根があるだけのとても簡素なもので、壁は脱衣カゴを置く棚のある一面のみで、あとの面は外に面していて、建物ではなく、軒先のような雰囲気だ。
混浴露天風呂は深め
一番手前の風呂は、子供がちょうど背が立つくらいの高さ。奥にある風呂は、場所によって深さが違うが、うちの子供だと、ちょっと背が立たないほどだった。風呂にしてはちょっと深いほうかもしれない。
水明館佳留萱山荘の風呂はたぶん掛け流し
一番奥にさらに湯船があるのだが、清掃中で入ることができなかった。清掃中に使用していると思われる塩素のにおいが時折漂っていたが、湯量の豊富さから考えて、佳留萱山荘の露天風呂は、いずれも掛け流しだと思う。
お湯は、少しだけ青みがかったほとんど透明なもの。癖はあまりない。湯温はベストだが、長湯にはちょっと熱いかもしれない。のぼせ気味になってきたので、腰掛けようと思ったのだが、どうも石の表面がざらざらとしており、座り心地がよくない。あたりにたくさんある川石を使っているためだろうが、景観とのマッチングと利便性の兼ね合いは難しいものだなと思った。ちなみに、床面もざらざらとしているが、こちらはコンクリート製だ。
些細なことを色々書いたけど、トータルとしては大満足。またぜひ訪れたい風呂だ。
水明館佳留萱山荘の施設情報
楽天トラベルによる新穂高温泉・水明館佳留萱山荘の情報です。水明館佳留萱山荘の地図
●住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷