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【那須温泉】那須湯本温泉・鹿の湯(栃木県那須塩原市)

混浴 濁り湯 掛け流し 共同浴場

那須温泉・那須湯本温泉・鹿の湯の日帰り温泉入湯記



 鹿の湯は、那須湯元温泉にある共同浴場。観光名物ともなっている殺生石から細い道を少し下った場所にある。
 那須温泉発祥の湯とも言われ、共同浴場として利用されているとのことだ。

 「共同浴場」の響きからは、「地元の人の利用が多い」というイメージが連想されるが、鹿の湯は観光客の利用がかなり多そうだ。
 「朝一番に行かないとかなり混雑している」という前評判があったので、オープン直後の8時に行ってみたが、すでに駐車場は満員だ。
 脱衣所に行くと、思わず唖然としてしまうような脱いだ服の量だ。脱衣所と浴室は隔てるものがほとんどなく、見通せる状態なのだが、たくさんある浴槽はすべて満員で、浴槽の脇には、合計20人以上が風呂に入る順番を待っている。

 浴槽は、温度別に6個ほどある。一番低温の浴槽で40度か41度ほど。もっとも高温の浴槽で48度だ。それぞれの風呂は空いている状態なら一人で快適という規模なのだが、どの浴槽も足をすくめて4人で入っている。しかもそれぞれの浴槽の後ろに順番待ちがあるという、とんでもない混雑ぶりだ。
 これではとても入れそうにないと思っていたら、偶然41度の浴槽が空き、誰も入ろうとしなかったので、浸からせてもらう。先客が3人入っているので、足を縮めて、遠慮がちでの入浴だ。
 お湯は、白濁しており掛け流し。かなりすっぱい感じで、蔵王温泉に似ていると感じた。
 しばらく浸かっていると42度の浴槽が空いたので、そちらへ入る。確かに41度の浴槽よりはやや熱い。
 目の前の人があがったので、一瞬、足を伸ばすことができた。

 確かにお湯はよいし、木造の湯治場を彷彿とさせる浴場の雰囲気もなかなかのものだが、予想をはるかに超える混雑ぶりで、くつろぐには至らなかった。
[2006年10月08日入湯]

那須湯本温泉・鹿の湯の地図

●住所:栃木県那須塩原市湯本

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住んでるとこは中部地方。
最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている那須湯本温泉・鹿の湯の体験記は、主観に基づくものです。
特に、掛け流しかどうかは「掛け流しと感じたか」どうかを基準としている場合があります。浴槽の一部のみが掛け流しの場合、その時の気分によって掛け流し認定していたり、掛け流し認定していなかったりということがあります。(気まぐれということです。)
また、データは基本的に入湯日(2006年10月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。
入湯当時は混浴でしたが、事情により混浴が中止になっている場合もあります。