【大湯温泉】阿部旅館(秋田県湯沢市)
大湯温泉・阿部旅館の日帰り温泉入湯記
大湯温泉は、須川高原温泉から小安峡温泉の途中にある温泉。「日本秘湯を守る会」の看板が目に入ったので行って来た。
大湯温泉の自慢は、混浴の川風呂。川そのものが風呂になっている。川の中に温泉が自噴しており、上流の水と相まってちょうどい温度のお湯になっているようだ。
その川風呂に入る前に、まずは内湯。内湯は、木造の小ぢんまりとしたものだ。床はモルタルといたってシンプル。
外には2つの露天風呂がある。ひとつは、青石の立派なもの。ちょっと場違いだ。もうひとつは、素朴なつくりのもの。
阿部旅館の名物混浴の川風呂
露天風呂の目の前が川となっており、川そのものが露天風呂となっている。
一応、混浴露天風呂ということらしいが、女性はいない。施設の外からは全く見えないようになっているが、自然の真ん中なので入るにはかなり抵抗がいりそうだ。
湯加減はちょうどいい感じ。いわゆる「源泉」とされているところ以外からも温泉が出ているようで、川底の砂に手を突っ込むと極端に熱い場所がある。源泉の温度は98度とのことだ。
温泉分析書によると泉質は単純硫黄泉で湧出量は毎分920リットルだそうだ。先に入湯した須川高原温泉もそうだが、湧出量は豊富だ。これなら循環することなく、新鮮なお湯をかけ流しで楽しむことができる。
[2004年08月14日入湯]
阿部旅館の施設情報
楽天トラベルによる大湯温泉・阿部旅館の情報です。阿部旅館の地図
●住所:秋田県湯沢市