兼六温泉(石川県金沢市)
兼六温泉の日帰り温泉入湯記
兼六温泉は、日本三名園のひとつ「兼六園」から1キロほどのところにある温泉。
古くからの城下町、金沢のしかも住宅街の中にあるので、場所は非常にわかりづらい。
ここ、兼六温泉は古くは「あやめ湯」という銭湯だったのだが、いまから30年ほど前に温泉を掘削し、以来兼六温泉という名で親しまれることになった。
そんなわけで、兼六温泉の施設も銭湯時代からの名残を残している。
洗い場のシャワーは昔懐かしい、温度調節無しのレバー式のもの。
30秒間くらい出し続けないと温かくならないというレトロ感たっぷりの愛嬌のあるシャワーだ。
兼六温泉に入りに来るお客さんも、「あやめ湯」時代からのお客さんとすら思える、地元の老人が主だ。
兼六温泉のお湯
兼六温泉には、内風呂と露天がある。
内風呂は浴槽が2つ。いずれも5~6人入るといっぱいになりそうなくらいの大きさ。
入口に近いほうが膝丈くらいの深さで、入口より遠いほうの浴槽は、足の付け根くらい深さがある。
源泉と書いてあるところから薄い茶褐色の湯が出てくる。
コーヒー色と言うかコーラのような色だ。湯の花らしき黒い小さな粒が浮かんでいる。お湯に濁りはない。
湯温は体感で40~41度くらい。
飲んでみるとまろやかな味がした。
色が茶褐色のわりには金属の味はしない。いくらでも飲めそうな感じがする。
ところで、兼六温泉のお湯は非常につるつる感が高い。そんなこともあってか、源泉の湯を顔に何度もかけていた人もいた。
また、足の痛みが入浴によって和らいだと話す人がいた。
脱衣所の効能書きによると、
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器症、ぢ、冷え性等に効くとのこと。
兼六温泉の源泉の飲用した際の適応症としては、
慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、痛風、肝臓病
などがあるらしい。
内湯を出て、露天風呂のほうへ行ってみる。
露天風呂のほうは岩組みで、10人くらい入ることができる広さ。
浴槽の深さは浅め。木も植えられていて空も見えて開放感が味わえる。
お湯がぬるめなことも相まって、思わず長湯したくなる。
兼六温泉の地図
●住所:石川県金沢市暁町